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SRGで考える感情論

Posted on 9月 11th, 2012

TwitterのTLでのニー仏さんのつぶやきに納得



確かに物事について感情を無視したって仕方が無い、
人間の寄って立つ所は感情だからだ
だが、人と人とが議論する上で何にでも感情を持ちこんでも仕方が無い
因みに僕のレス




さて、今回はこの「感情論」について「Start・Route・Goal」で考えてみます。

僕がつぶやいた『「感情は動機」で「動機は結果を要求する」』とはS・R・Gにおける[Goal]は主に「感情」で決定されると言う意味です、「感情」を「欲求」と言い換えると解り易い気もしますが、[Goal]は個々人によって大きく異なり一致するとは限りません、これは避けられないので「議論」においてはまず「共有できるまで[Goal]の範囲を広げたり狭めたりするか、どちらの[Goal]を議題とするかを決定する」必要があります、何も難しい事はありません事前にお互いに今話し合う「テーマを厳密に決定」するだけです、逆に[Goal]が感情論で拗れそうな場合は議題がブレ始めたか共有が十分でないと言う事なので、話を一度止めすり合わせを行う必要があると言う事です。

ちょっと例題を考えてみましょう「絵具の赤色に青色を混ぜ紫色を作る」という話し合いが有ったとします、この場合[Start:赤色][Route:青色を混ぜる][Goal:紫色を作る]となります、そこで「どんな青色をごれ位混ぜるのか」という話をしている所へ「いや黄色を混ぜるべきだ」と誰かが言いだしたとしましょう、この例なら直ぐに解る事ですが赤色に黄色を混ぜれば得られる結果は「橙色」です、つまり黄色を主張した人物は「紫色」というテーマに従わず「橙色」という勝手なテーマを持ち込んでいる事になります。

S・R・Gにおいて議論すべきは[Route]のみです、[Route]は客観的に記述可能・論証可能でありそれゆえ汎用性を持つので議論をする事でお互いに有益な結果を得る事が可能となります。
その為にまず[Goal]については議論では無くお互いに事前に取り決めて置く必要があります、逆にその取り決め自体が議論に発展するようであれば[Goal]を別な物に置き換えてやる必要が有ります、上記の例で言うと「紫色」か「橙色」かという話に議題がズレそうな場合は「日没直後の空の色を作る」のように何故その色なのかという部分に共通の[Goal]を再設定するか、今回は「紫色を作る」とし次回に「橙色を作る」話し合いをしましょうとといった再確認をすべきなのです。

「原発の是非」のような問題の収拾がつかないのは[Goal]が「安全な発電」なのか「安価な発電」なのか「安定した発電」なのかという部分が複雑に絡み合い、すり合わせが旨く出来ていないからです。
また[Goal]において「○○じゃなきゃ嫌だ」という感情は否定されるべきではありませんが、それをそのまま放置して議論を行う事もまた出来ないのです。

さて[Route]と[Goal]の関係は以上の用になりますが[Start]はどうでしょう

[Start]もまた[Goal]と同じく事前の共通認識化が必要となります、しかも複数から選択可能な[Goal]と違って一意に決定しておく必要性が高いのでより重要となります。
先ほどの色の例えで言えば「これは赤色では無い」という認識のずれや「赤色の使用は認められない」といった感情を持ち込んだ場合議論は破綻します、ここでも『議論すべきは[Route]のみ』は適用されるのです。
[Start]は「現状」であり「事実」である為[Goal]と違って別の物に取り換える事が困難です、したがって[Start]の認識や立脚点に食い違いが発覚した場合は速やかに議論を止め、[Start]が何なのかをお互いに確認し一致できないようなら議論を中止すべきなのです。

ちなみに「詭弁のガイドライン」みられるパターンのいくつかはこの[Start]を巧妙にずらして議論を自分の都合の良いように誘導する手法です、相手の発言をS・R・Gに照らし合わせて[Start]や[Goal]を勝手におきかえられていないかを検証することで詭弁に対抗する事が可能となります。

以上

[S・R・Gまとめ]
・[Start]と[Route]に感情を持ち込んではいけない
・[Goal]は任意に設定可能だが、議論毎に「テーマ」として共有しなければならない。
・議論すべきは[Route]のみ。
・[Route]は客観的に記述可能・論証可能でなければならない。

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