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ポジショントーク

Posted on 2月 13th, 2012

ポジショントークがつまらないのは、
ポジションは結論であって、結論を固定した論がつまらないからだ
大事なのはポジション(結論)に至るまでの経路、理路なのだ。

例えば
「牛丼屋は松家がいい、なんたって並盛が280円で食べられる」と
言った場合、ポジションは「牛丼屋は松家がいい」で
経路・理路は「並盛が280円で食べられる」になるが、
その後
牛丼が400円に値上がりした場合に、経路・理路をたどりなおせば
「並盛が400円で食べられる」より「並盛が380円で食べられる」が
妥当となり「牛丼屋は吉野家がいい」と新しい結論に辿り着くはずである

が、ここでポジショントークが発動すると
「牛丼屋は松家がいい、この玉ねぎの味は吉野家には出せない」と結論から
有利な別の経路・理路を持ちだされ、なんやねんそれ!となる訳だ。

これが「松屋が値上がりしたので吉野家に食べに行ったが、どうにも口に合わない、
これならば多少高くても松屋の玉ねぎを味わいたい物だ」と
経路の変遷まできちんと語られていれば説得力もあるが、
過去に「並盛が280円で食べられる」と言うついでに
「牛丼何てものは各社どうせたいした味でも無いのだから値段が安いのが全てだ」などと
言っていたりすると目も当てられない。

さて以上で経路・理路の重要性はおわかりいただけたかと思うが
経路・理路さえしっかりしていればそれで良い、という訳でも実は無い
ポジションを求められる場合もあるからだ

「お前のお薦めの牛丼屋は?」と問われて
「値段でいえば松屋が一番安いが、吉野家の汁も捨てがたい」などと
何時まで経ってもぐるぐると道をたどるだけで、一向にポジション
(結論)が出ないのもそれはそれで困りものだからだ。

ここは是非「吉野家が好きですね」といいつつ「予算とかあります?」と
さりげなく他の要素について確認するのが牛丼通というものだ

ん?「牛丼通の話はどうでもいい?」
おっと失礼、とんだポジショントークをしてしまったようだ、桑原桑原。

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ポジショントーク空堀町のほほん奇譚

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