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必読「解題・ムーノーローカルの作り方」

Posted on 8月 5th, 2011

解題・ムーノーローカルの作り方

当時ムーノーローカルは有名なサイトで、取り上げるニュースはどうでもいいものばかりなんだけれど、独特の語り口が面白くて更新を楽しみにしていました。

「女子高生盗撮で犯人逮捕」というようなニュースを恣意的に取り上げそこに「けしからん、折角リスクを冒すんだからそんなオバサン撮らないでちゃんと小学生撮ってUPしてから掴まるべきだ」みたいな、そこを突っ込むのかよという感じのコメントがいつもいつも意表をついていて楽しいサイトだった。
それがある日突然閉鎖された、上にはったリンク先の文章をのこして。

びっくりしつつ感動した。
まるで煩悩垂れ流しな感じのコメントを乱発していたのが「計算」だった。
ええ加減な感じが魅力だったサイトが更新頻度やネタ選択などをルール化してストイックに運営していたなんて今でも信じられないぐらいです。

それはほんの少しでもネット上で文字情報を発進しているのであれば、一度は読んでおいて欲しい名文なのです。

ちなみにこの「まるで煩悩垂れ流しな感じのコメント」が価値観の相対化というだけではなく、その明け透けで悪びれない感じが大好きだったのだが、今になってあれは一つの癒しだったのかなぁとも思う。

これは奥田英朗の小説「イン・ザ・プール」や「空中ブランコ」に登場する精神科医・伊良部一郎というキャラクターを見ていて感じた事なのだが、明け透けで悪びれない煩悩垂れ流しなキャラクターは癒しを生む事が出来るらしい。

それは北極星が太古の船乗りたちに道を示すように、絶対的な位置を示す事で、不安定になった揺らぎがちな我々の心に平穏をもたらしてくれるからなんじゃないだろうか。

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